ウォーキングデッドがつまらない!シーズン4の第10話にて見るのをヤメます。【ネタバレあり】

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ども、くろっくです。

 

ウォーキングデッドをずっと見てきたんですが・・・

シーズン4の第9話にて見るのをヤメました。 

 

「全く面白くない」というわけでは決してありません。

ただ、「これ以上時間を費やす価値がない」という感じです。

 

というか、シーズン1~シーズン4第9話までで約30時間あるんすよ。

「30時間も投資させれて回収できるのはこの程度の楽しさなの?」と失望しました。

 

ここからシーズン全体の感想を語っていきますが・・・

ネタバレ全開で書いていくのでご了承ください。

 

 

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シーズン2は面白い


まあシーズン2は良かったです。

ゾンビ物なのに人間関係のギクシャクに重点を置いてた事が面白かったです。

リック派とかシェーン派とか、派閥っぽいのが出来るのもリアルだった。
日を追うごとに土地主のハーシェルとの確執が深まっていくのも生々しくて好きだった。

「シェーンも苛ついてる」「ハーシェルも苛ついてる」「他の人も苛ついてる」という、人間関係特有のイヤ~な緊張感。

この頃はまだ「なるほど!確かに人気ドラマだけあるな~」と納得できました。

 

 

ただし、シーズン3&4に関しては全然面白くなかった。

面白くないというよりも、ストーリーの論理が破綻している

だから、「支離滅裂な話にこれ以上時間を費やしても意味が無い」ということで見るのをヤメました。

 

荒唐無稽な点はいくつもあるんだが・・・

とりわけ、総督の描き方がヒドい。

 

 

作品をつまらなくした戦犯は総督 

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まずシーズン3。

製作側は、初登場から「総督=悪の象徴」として描こうとするのが伝わってきます。

信用してはいけないだの冷酷非道だのカルト宗教だの悪趣味だの、登場人物の口から言わせています。

 

いやいやいや。

少しも極悪人に見えないんだけど!

 

そりゃ総督は軍隊を襲撃して皆殺しにするような人なのは間違いない。

とはいえ、善いこともやっている。

まず、鉄壁の街を築き上げている功績がある。
しかも何十人もの町民を養っているわけです。 

「総督=清濁併せ持つ良きリーダー」にしか見えないんすよね。

 

まあ総督はシーズン3の終了らへんで大虐殺を行うわけだが、これは結果的にそうなったってだけです。

少なくとも、初登場時には総督はそんな事考えてなかったはずです。(というか善いリーダーにしか見えない)

その時点では悪じゃないキャラを悪だと強引に演出している。だから論理が破綻してるってことです。

「総督=悪の象徴」として描くならば大虐殺以降からでないといけない。

 

 

そんでシーズン4。

すでに総督は大虐殺を行っています。
なので、ここから何をやろうとも「作中扱いでの善人」に昇格するのは不可能です。

 

しかしあろうことか・・・

今度は、「総督=本当はいい人」みたいな演出を製作側が始めるんですよ。

総督視点での葛藤ドラマを2話にわたって作ってるし、「以前より変わったね」とか複数の人物に言わせています。

 

いやいやいやいや。
大虐殺をやったのに「実はいい人」なんてダメでしょ!
てか、総督はシーズン3よりも悪質になってるし!

 

 

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製作側は本当にゴミ


なんか製作側の倫理とか価値観が良く分からないんだよね。

 

例えば、総督はウォーカーを使ったプロレスをやらせています。

このプロレスは民衆のための娯楽を提供するのが目的です。
なので、むしろ「総督=気配りの利いたリーダー」と言っても良い。

にもかかわらず・・・ここから製作側の総督への人格批判みたいな演出が始まるわけです。

アンドレアの口を借りて「総督は悪趣味だ」と言わせたり、不穏なBGMを流したり。

というか、プロレスを悪趣味だというならミショーンの連れゾンビだって同じ事では?って話です。

 

あと、総督コレクションのウォーカー生首

ま~た他キャラの台詞とか不穏なBGMで総督の人格批判を誘導してるんだが・・・
あの世界観ではそれほどの基地外行為ではないはずでしょ。

総督だって「ウォーカーの恐怖を忘れないために戒めとして置いてる」みたいに言ってなかったっけ?(うろ覚えだが)

というか、生首が悪趣味だというならダリルだって耳とか採集してるやん。

 

かと思ったら、今度はシーズン4で「総督は実はいい人」みたいな誘導。

順番が逆だろ!

 

製作側はマジで支離滅裂です。

 

 

ミショーンも第二の戦犯

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あとミショーンの描き方も杜撰ですね。 

 

まず、ミショーンは最初から「総督は絶対悪い奴だ!信用してはいけない!」と言ってたけど・・・

いったい何を根拠に言ってるのか?

結局シーズン3を最後まで見ても強い根拠は描かれず。

「必ず根拠は提示されるだろう」と製作陣を信用してたのに裏切られました。

こういう事の積み重ねが作品への不信感に繋がって、最終的に視聴者が離脱するんだよ!

 

あと「総督は信用できない」とか言ってるくせに、なぜかリック達のことは大好き。

これも意味不明。もはや何でもありじゃねーか。

 

しかも、ミショーンは部屋とか食事とか治療とかさんざん手厚いおもてなしを受けていた。

にも関わらず、悪態をまき散らし、あげくに総督の娘ゾンビを殺すという暴挙。

これだと「ミショーン=悪者」で「総督=被害者」にしか見えません。

なのに製作側は「ミショーン=善」「総督=悪」で演出しようとしてる。

意味が分からん。

 

そもそも、ミショーンは強キャラ設定なんだけど全くサマになってないんだよね。

キャラの魅力が薄いし、役者の演技が浮いてるし。

「こんなんが強キャラなの?」と本当に白けた。

 

 

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挙げればキリがない論理破綻


ストーリーが無秩序無規律になってるのはこれだけじゃない。

 


総督は軍隊を皆殺しにして武器を奪ったんだが、なぜ武器ごときで大きなリスクを背負うのか?

軍とやり合うリスクは相当高いでしょ。「総督=悪の象徴」としたいがための強引な記号にしか見えない。

 


軍隊を電光石火で皆殺しにするくせに、なぜリック達の刑務所は一発で落とさないのか?

戦車もあるんだし絶対できるやろ。てか下見でもして一撃陥落の計画ぐらい立てろ!

 


ダリル・メルル・グレン・マギーを殺さずに生け捕るご都合主義。マギーに至ってはレイプすらされてない。

こういうのが続くと「敵に捕まっても緊張感ゼロ」になって作品が弛緩するんだよね。
(まあシーズン3最後のほうで主要人物が2人死ぬんだけど、これじゃ遅すぎる)

 


なぜ総督はミショーンを一旦外に帰してから殺しの追っ手を仕向けるのか?

殺すならば町の建物のなかでさっさと暗殺しろ!せめて敷地内で暗殺できない理由ぐらい作れ!

 


シーズン4の総督は「刑務所を明け渡せば攻撃はしない」みたいに言ってたけど、普通に考えて報復を恐れるだろ。

いくらなんでも脚本ヒドすぎないですか?

 

 

とまあ、論理破綻してるところを挙げていったらキリがないです。

 

ウォーキングデッドが面白いのはシーズン2までですね~。

シーズン3以降を見るくらいなら、既見のドラマ&アニメの2周目3周目を見たほうが絶対に良いです。

 

もう僕は損切りさせていただきます。

 

では、ここらへんで。

 

 

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