ども、くろっくです。
今回は、カザフスタンの治安と物価についての記事です。
結論から言うと・・・
=普通に良い。
=非常に安い。ただしホテル代は高い。
治安について
カザフスタンの治安は普通に良いです。
カザフ人をパッと見ると、なんか殺伐としてて怖いイメージがあります。
そんなイメージとは違ってカザフ人はみんな親切で穏やかです。
体感の治安としては・・・
日本>タイ>カザフ≧ベトナム>インドという感じだと思います。
五輪メダリスト刺殺事件
2018年7月20日、アルマトイにて五輪銅メダリストが刺殺される事件がありました。
日本でもニュースになったので知ってる人も多いでしょう。
この事件の影響で「カザフって治安悪いのかな?」と感じた人も多いと思います。(僕自身も不安に感じてました。)
しかしいざ行ってみると全然そんな事はなく、普通に穏やかで平和な国です。
女性が人通りの少ない路地を1人で歩いてるのも頻繁に目にしました。
白タクも何台も乗りましたが、全てのドライバーは健全で優良でした。
旧ソ連系といえば「接客態度がデカい」という印象もありますが、カザフスタンでは店員の接客態度も非常にちゃんとしていたし親切でした。
もしも治安の悪い国であれば、外国人と見るや「どこ行くんだ?」と歩いているだけで絡まれます。
しかしカザフスタンでは、絡まれるどころか声をかけられる事もほぼありませんでした。
歩いてて全く声をかけられないということは、治安の良い証拠です。
注意点
いくら治安が良いとはいえ、深夜に外を1人で歩き回るのはやめたほうが良いでしょう。
この国の"普通の道"は上画像のような感じです。
あとカザフスタンは車社会というのもあって歩行者の数そのものが少ないです。(特定の賑わったエリアを除いて)
なので町中の至るところが「人通りの少ない道」という事になります。(車の通行量は適度にあるんでしょうが)
辺りが暗くなったらなるべく出歩かないということは意識しといたほうが良いと思います。
人がそもそも歩いてないですし、夜だと車から歩道の人なんて見えないでしょうし。
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物価について
カザフスタンは物価そのものは非常に安いです。
しかし、ホテル代は高いです。
日用品や飲食類の物価
ここからは、1テンゲ=0.31円というレート仮定で書いていきます。
レッドブル(250ml)
=415テンゲ(129円)
・250ml=415テンゲ(129円)
・350ml=599テンゲ(186円)
・473ml=777テンゲ(241円)
これはメチャメチャ安いと言って良いでしょう。
コーラ・ファンタ・スプライト
=174テンゲ(54円)
ビッグマック(単品)
=850テンゲ(264円)
・ポテトL=450テンゲ(140円)
・ナゲット6個=600テンゲ(186円)
・ダブルクオーター=1400テンゲ(434円)
意外とマックの値段は普通ですね。
スーパーの飲むヨーグルト
=290テンゲ(89円)
カザフスタンの飲み物の中では贅沢品かもしれません。
高いやつだと330テンゲ(103円)です。
他の主要な値段をまとめると・・・
・赤マルボロ
=420テンゲ(131円)
・スタバのアイスカフェラテ(grande)
=1100テンゲ(341 円)
・地下鉄料金
=80テンゲ(25円)
・バス料金
=80~120テンゲ(25〜37円)
・タクシー約14km(アルマトイ空港→市街地)
=2500~5000テンゲ(775 〜1550円)
・タクシー約12km(アスタナ空港→市街地)
=(930〜1240円)
ごらんのようにカザフスタンは日用品や飲食類の物価は天国です。
しかしホテル代に関しては高いです。
宿泊費の物価について
マトモな立地であれば、宿泊費は安くて1泊4000~5000円 という感じです。
カザフの日用品の物価などを考慮するとホテル代は高いと言ってよいでしょう。
Booking.com などで検索すれば1泊2000~3000円のホテルなんかも出てきますよ。
しかしその殆どは立地が悪いホテルです。
この手のホテルに安く泊まってしまうと「ホテル→観光巡り」の交通時間で大損をすることになるでしょう。
しかもカザフの安いホテルの写真を見ると、その大半はベッドも安っぽいし部屋も無機質です。
こんな場所に泊まってちゃんと疲れがとれるのかな?と不安になるような外観です。
平均的な宿泊費だけで言えば日本よりもカザフのほうが安いです。
しかし宿泊のコスパという視点で考えると日本と変わらない。むしろ日本のほうが安いと思います。
あえて高いホテルに泊まった方が良い?
ちなみに当の僕はどういうホテルに泊まったか?
計7泊したんですが、全て1泊8000~9500円のホテルに泊まりました。
やはり高いだけあって快適に過ごせました。
前述しましたが・・・
カザフの4000~5000円のホテルの写真を見ると、快適に過ごせるのか甚だ疑問に感じるんですよね。
それならば「カザフでは1泊8000~9500円払って快適さを確実に確保したほうが良いのかな」と考えました。
安いホテルには別の国に渡航する時に泊まれば良いだけであって、カザフでは高いホテルに泊まったほうが良いのかな~と。
まとめ
カザフは日用品や飲食類の物価こそ安いものの、宿泊費のホテルは高いです。
なのでレッドブルや赤マルボロが130円だろうとも、外国人の観光客にとっては効果が薄いですね~。
飛行機代を除いても、旅行で使う金の半分以上はホテル代ですからね。
ホテル代以外で「カザフで1日5000円以上使ってやる!」と思っても使いきれないでしょ。夜遊び情報も無いし。
まあでもカザフスタンは治安も普通に良いですし人間も良いです。
素晴らしい国なので1度は行ってみてください!
あと最後に、海外に行くのならばプリペイドカードのNEOMONEYを持って行った方が良いです。
日本国内で円をカードにチャージして、現地のATMから銀行カードのように現金を引き出すことができます。
手数料こそかかりますが、所持金を盗まれたりしたときの保険になるので持っておくにこしたことはないでしょう。
では、ここらへんで。