小説を読むなとは言わないし、役立つ部分があるのも認めるけれど。
時間対効果が薄すぎはしないだろうか?
君がオヤジになる前に(堀江貴文著)より引用
ども、くろっくです。
冒頭でホリエモンの名言を引用したんだが、本当に同感です。
小説ってマジで時間の無駄じゃないですか?
まあ、前回の記事で小説ランキングTOP5を書いといてなんなんですけどね。
一応言っておくと、前の記事で紹介した5作は珠玉の作品です。
値千金の価値があるし、読んだほうが良い。
しかし問題は、「過去32年生きてきて、数える程度しか珠玉作と出逢えていない」という現実。
それゆえに、小説なんかに時間を費やす価値なんて無いのでは?という疑問があるわけです。
愚作に当たる確率が高い。これが小説のダメなところ。
小説の問題点を挙げると・・・
・「珠玉の良作」に出逢える確率は非常に低い。
・「つまらない愚作」に当たる確率が非常に高い。
・「可もなく不可もなく」のレベルならば良いほう。
結果として・・・
投資した時間&労力に対する平均見返り(回収)が少なすぎる。
これが問題なわけです。
その事実に気付いてしまって、「小説なんて基本は読む価値なし」と思うようになりました。
小説量は多くもなければ少なくもない、という感じでしょうか。
ヒマがあれば、このミステリがすごい!とか本屋大賞だとかの上位ノミネートにだけ目を通す。
あとは、「小説 おすすめ」「ミステリ ランキング」とか検索して、複数人が推してる作品を手に取るぐらいのものです。
具体的な「可もなく不可もなく」という作品
有名どころでいうと、容疑者Xの献身だとかanotherだとか殺戮に至る病だとか。
決して退屈なわけじゃないんだが、言うほど面白くない。
「可もなく不可もなく」という印象。
読んでよかった!とまでは正直思わない。
具体的なつまらないジャンル
上で挙げた作品群なんかはマシなほうであり、
「何が面白いのか分からない作品」であるにもかかわらず、ゴリ押しされてるモノがなんと多いことやら。
特に鉄板でつまらないのは、推理小説の要素が強い作品。決まってつまらない。
「犯人は誰だ?」とか「トリックは何だ?」とかで興味を引っ張ってるつもりなんだろうが、内容そのものが退屈な作品が多すぎる。
だから、犯人が誰であろうとトリックが何であろうと、どーでも良い。
どうしてこんな退屈なモノに時間拘束されなきゃならんのか。
本当にバカバカしくなってきます。
世間が推してる作品であろうと、大半はつまらない
そしてヤバいのは、世間でプッシュされてる作品だろうと「つまらない作品」が多い事です。
前述したように、僕だって単に闇雲で小説を選んでるわけではない。
このミステリがすごい・本屋大賞。
あるいは、検索をかけて小説玄人の推してる作品とか。
ここらの世間で高く評価されてる作品に絞って読んでいるつもりです。
にもかかわらず、「つまらない愚作」がなんと多いことか!
僕がおかしいのか? それとも世間がおかしいのか?
小説愛好家って老害じゃね?
以前までは、僕の読解力に問題があると思ってた。
「この小説を面白いと感じない僕はヤバいのでは?」
「そもそも僕の読み方に問題があるのでは?」
などと考え、負い目に感じていました。
しかしよくよく考えてみると、おかしいのは「世間」のほうでは?と思う。
というか、この「世間」というのは平均年齢がかなり高い気がする。
コイツら40代50代とかの老人だと思うんだよね。
この老人どもは、なぜ小説なんて退屈なものをゴリ推しするのか?
考えてみたんだが、コイツらマンガを知らないんじゃないの?と思います。
今はマンガのほうが質が高い
例えば、闇金ウシジマくん。
この手の社会問題やら人間の陰部ってのは、今までは「小説の特許分野」だったはず。
しかし今は、マンガでも「小説の特許分野」を十分に表現できているのです。
特に"フリーターくん編"と"楽園くん編"。この2つの完成度はハンパじゃない。
あるいは、僕だけがいない街。
これなんて「THE・王道ミステリー」って感じ。
今までは、小説にしかこういうのは無かったはず。(映画やテレビでもあるが、だいたいは小説が原作)
けど、今じゃ普通にマンガでも全然ある。
言うまでもなく、ミステリーとしての完成度は高く、且つ「どうなるの?どうなるの?」とページが止まらなくなる仕組みになってます。
そんで、この2作品に勝ってる小説はどの程度あるんですか?って話。
小説もマンガも映画もアニメも同じ
小説とマンガとではジャンルが違う!
こう思われるかもしれないが、一緒です。
小説は文字だけ。
マンガはイラスト込み。
こういう差異はあります。
しかし、読み手にとっては全く重要ではない。
読み手にとって重要なのは、「時間&労力を費やす価値はあるのか?」だけ。
「作品の質」が良けりゃ文字だけの小説でも良いし、
「作品の質」が悪けりゃイラスト込みのマンガだろうとNGだってことです。
もはや質もマンガのほうが上
再び小説とマンガを比較すると・・・
小説は(読み手にとって)非常に効率が悪い。
マンガは非常に効率が良い。
小説ってのは本当に甚大な労力を消費するんですよ。
逆にマンガは、イラストがあるので労力はさほどかからない。
だから仮に「作品の質」が同じなら、小説なんてモノを読む意味はない。
問題は、今って「作品の質」そのものがマンガのほうが圧倒的に上なんですよ。
そりゃひと昔前ならば、「作品の質」は小説に軍配が上がってたのかもしれない。
でも今は違う。
例に挙げたウシジマくんや僕だけがいない街。
他のマンガでも山ほどある。珠玉マンガの例を挙げてたらキリがない。
一方の小説はというと・・・
ごく稀に「極めて質の高い作品」に出逢えることもあるが、基本的には「つまらない愚作」ばかり。
平均の"質"というのは著しく低いです。
マンガは効率良く読める上に、作品の質も高い。
一方の小説は、読むのに非常に効率が悪く、更には作品の質も低い。
それならば、もはや小説なんて存在価値がないのでは?と思います。
長くなり過ぎたので、ここらへんで。