ども、くろっくです。
今回はブログについてです。
ブログは雑記型と特化型を分けるべき、と皆が口を揃えて言います。
それはなぜなのか。
特化型ブログを続けていて「なぜ分けるべきなのか」を理解できました。
せっかくなので記事にしてみます。
全くPVなんて持ってない人間がブログ論を語るのはおこがましいんだけど。
特化ブログで無関係のテーマを書きたい時はどうするべきか
僕はパチスロ第9地区という特化型ブログを8か月続けています。
文字通り、パチスロに特化したブログであります。
もちろんスロに特化した事を書くのが基本です。
しかし問題は、スロに全く関係ないテーマがどうしても書きたい時。
この時にどうするか。
例えば2月の清水富美加の出家騒動とか。
「仕事を丸投げするなんて無責任だ!」みたいな風潮があったので、僕はそれに違和感を感じていました。
そして、その違和感をパチスロ特化ブログに書きました。
パチスロと何も関係ないのに。
しかしこれはブログ戦略としてどうなんだ?、という疑問があります。
特化型で別のテーマを書いても意味が薄い
肝心なのは、特化型のユーザーは関係無いテーマなんて興味がないってこと。
特化ユーザーが興味がある記事は、
①特化対象の記事
②ブロガー個人の記事
③ブログ運営方針の記事
これだけ。
主に①の特化対象の記事です。
たまに②③は混ぜて良いんでしょうけど。
なので、パチスロ特化ブログの特化ユーザーに向けて「仕事のヤメ時」なんて書いても意味が薄い。
なぜなら、特化ユーザーはそんなこと興味が無いからです。
どうしても「仕事のヤメ時」について書きたいのならば、強引にパチスロに関連づけて書かなければならなかった。
狙いは“非特化ユーザー“の獲得だったが・・・
ただ、記事を書く前から気付いていました。
「特化ユーザーには興味をもたれない」。このこと自体は何となく分かっていた。
ではなぜ関係ない記事を書いたかというと・・・
特化ユーザー以外の非特化ユーザー(パチスロに興味がないユーザー)に向けて書いてたんですよね。
根底にあったのは、「特化ユーザーの他にも検索経由で非特化ユーザーを確保したい!」という狙いです。
しかし、これは大きな計算違いでした。
特化対象に興味がなければリピーターにならない
僕が考えていたのは、
特化型ブログで特化ユーザー向けの記事を増やしつつ、そのブログでも非特化ユーザー向けの記事を書く。
そして、パチスロ特化記事をメインに書きつつ、別のテーマも混ぜる。このことで幅広いリピーターを獲得する。
こんなふうに考えてました。
しかしながら、これは無理。
なんでかって・・・
僕が非特化ユーザーの立場(雑記記事の経由)ならば、リピーターにならないからです。
非特化ユーザーの視点で考える
僕のユーザー経験から言うと、
他ブログを徘徊していて、知らないブログで面白いオピニオン記事を発見する事もあります。
そしたら過去記事も見ようとしますよね。
しかし、記事の目次が"自分に興味のないマニアックなもの"ばかりならどうか。
ブックマークせずに離脱します。少なくとも僕は。
具体的には、不動産特化や税金関連の特化。あるいは特定アニメの特化など。
面白そうなブログを見つけた!と思ったら興味の無い特化ブログだった・・・と肩を落とした事も多いです。
そのオピニオン記事がどれだけ共感できても、興味のない記事ばかりならば「ここは別にええか」となって離脱します。
なので非特化ユーザーの立場からすると、
リピーターにはなりえないということです。
ブログ運営の立場で考える
今度は僕のほうがブログ運営側です。
前述したように、非特化ユーザー獲得を狙って「仕事のヤメ時」の記事を書きました。
なんだけど、これは意味が薄かったと思います。
検索経由で入って万が一オピニオン記事に共感されたとしても・・・
スロットに興味が無いのならばリピーターにはならないからです。
この事に全く気付きませんでした。
そしてこれだけではありません。
パチスロ特化ブログなのに別のテーマばかりなら、常連の特化ユーザーも離脱するでしょう。
自分の求めてる趣旨のテーマを供給するからこそ常連になってくれたのに、
あまり供給しないとなるとブログを見る理由がなくなりますからね。
まとめ
なので別のテーマが書きたいのならば、強引にパチスロと関連付けるか。
あるいは別のブログを作って、好きなテーマを好きな時に書くか。
出した結論は、特化型と雑記型の2つ持つことです。
そんなわけで、はてなブログにて雑記型ブログを始めたわけであります。
まあ「最初から特化と雑記と分けとけよ!」という話かもしれません。
しかし、やってみて「なぜこれはダメなのか」を理解できたので収穫はあったと思います。
有力ブロガーが口を揃えて「分けるべきだ」と言っている。
しかし、「皆が言ってるからダメ」と「自分でやってみてダメ」とでは全く違います。
まあ、セオリーの壁を確認したとでも言いましょうか。
セオリーの壁にぶち当たることの重要性。
これに関しては、勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)で詳しく書かれてます。
では、ここらへんで。