こんにちは、くろっくです。
今回は、"動物"ってコンテンツとして魅力が弱いよねって話をします。
先日、動物園に関してのこんな記事を見ました。
旭山動物園の2016年度の入園者数(速報値)は、冬の営業(昨年11月11日~4月9日)で前年度をわずかに上回ったが、台風の影響などを受けた夏場の不調は補えず、2年連続で前年度を下回る142万6190人だった。
150万人を下回るのは04年度以来12年ぶり。ピークの300万人から半減した格好で・・・
2006年に300万人超。そこから徐々に垂れ下がって現在に至る模様です。
動物園が退屈な理由
この記事が出たのが4/11。
僕はちょうど前日まで旭川にいました。そんで旭山動物園にも寄った。
なんだけど・・・
超音速で帰りました。
どうしてかって、動物なんて興味無いんすよ。
だから面白くない。つまらない。その時間は苦痛そのものなのです。
「旭川に来たなら動物園行かないと」という強迫観念があったんだけど、やっぱ興味無い場所には行くべきじゃないな〜。
というか「動物そのものに興味がない」という感覚。
これって僕だけじゃなく、
実は大半の人が同じなのでは?と感じます。
だから、動物園なんてのも客足が伸びないのも頷ける。
むしろ2006年の300万人が異常だっただけで、本来の潜在値はこんなもんでしょう。
遊園地と美術館の中間点
まあ、ぼっちで動物園に行ったから退屈で当然なのかもしれない。
では、動物園は一人で行くのがマズイのか?
他のレジャーと比較してみます。
遊園地......1人で行くとかアホ
美術館......むしろ1人で行くべき
動物園はどうか。中間くらいでしょう。
遊園地のように家族連れやカップルで行った方が良いのは確か。
一方で、美術館のようなオタク的要素も兼ね備えている。
なので、1人=悪とは限らないと思う。
問題なのは、中途半端でどっちつかずな点にある。
パリピ的な娯楽性がそれほど強いわけではない。
かといって、オタク信者の数もまばら。
こんなんレジャーとして欠陥してるんじゃね?と感じます。
そして、根本的な原因は・・・
誰も動物なんて興味がないのです。
だから、動物というコンテンツに魅力がないのであります。
結果として、動物園=退屈な場所となるかと。
ただし、全ての動物がダメというわけではない。
例外もある。それは、猫。
みんな猫には興味がある
ちょっと卑怯だよねコレ。
猫は可愛い。
うん。間違いない。
しかし、可愛いのはペンギンやレッサーパンダも同じはず。
同じはず。
なのに魅力的なのは前者。後者はそれほどでもない。
どうして差がつくのか。
考えてみると・・・
「猫=日常や生活の一部」だからでは?と思います。
猫=日常的
まず、猫は日常や生活に溶け込んでる。
飼ってない人でも、「猫=日常的」という印象は持っているはず。
そして、もう1点。
猫単体で可愛いだけじゃなく、「猫×日常用品」のコラボ。
これが破壊的な威力になる。こんなふうに感じる。
コップでじゃれてるのとか、机にちょこんと顔乗せてるのとか。
あるいは、帽子とかサングラスかけたりとか。
そこに共感を感じるからなのでは?と。
よく「布団に寝そべる猫」の画像を目にします。
ではこれが「草むらに寝そべる猫」だったらどうか。
魅力は半減すると思う。
なぜなら布団=日常や生活の一部だが、草むらは違うから。
動物園は日常と関係ない。だから共感できないし、どーでも良い。
一方で、ペンギンやレッサーパンダのような"動物園の動物"はどうか。
猫とは違って、日常でペンギンに接する事など皆無である。
「ペンギン=氷の世界」という印象は強い。
しかし、"氷の世界"なんてものは日常には存在しない。
だから共感できないし、興味などそそられないのでは?と思います。
う~ん、言えば言うほどに屁理屈みたく見えるな。
強引にまとめると・・・
みんなが興味があるのは猫だけ!
他の日常で見ない動物なんてのは興味ない!
では、ここらへんで。